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星見当番の三角テント

お願いの仕方その1・基本編

では、具体的な新月の日のお願いリスト作成法を説明いたします。

●必要なもの

紙と筆記用具。リストは必ず手書きで作ります。


●書く時期

毎回、太陽と月の角度差がぴったりゼロになる瞬間から
「新月タイム」が始まるものとします。

この瞬間は、その都度異なります。
ある回は昼間から始り、また別の回は夜中になったりします。
毎回、新月が近くなったら「次回は何月何日・何時何分から
新月タイムがはじまりますよ」と星見当番がアナウンスいたします。

この、「新月タイム開始時刻」から8時間以内に
願いごとのリストを書き上げるのが理想的です。
開始から8時間以内が一番新月パワーが強力だとされています。
それを逃しても開始から丸一日くらいは効果が強いです。

それよりさらに遅くても、開始から48時間くらいは
まだまだ効き目があると言われています。
できれば早めに書き上げましょう。

※「なぜ8時間以内?」

 これは、月が空を運行する速度と関わりがあります。

 占星術では複数の天体が0~5度以内の角度差で隣り合っている状態を
「合」と言います。 月はおよそ29.5日で12のサインを一周します。
 360度を29.5日で回るのですから、一日に月が移動する角度は
およそ12~3度です。
 
一日は24時間ですから、8時間というのは、一日の三分の一です。
月が一日で動く角度「12~3度」を3で割ってみます。「4~5度」ですね。
すると、太陽と月の角度差がゼロになってから8時間の間に
月が移動する角度は4~5度とわかります。
 
つまり「スタートから8時間以内」とは新月の日の中でも、
太陽と月の角度差が0度~4、5度以内の時間帯。占星術的に言って
「ちゃんと太陽と月が合になっていると呼んでもいい時間帯」です。

西洋占星術では、天体同士の「合」はできるだけ誤差が少ない方が
その力が強いと考えます。つまりぴったりゼロ度の時が最強なんです。
ぴったりゼロ度の次に強いのが「許容範囲内の度数にあるとき」。
「合」の場合の「許容範囲」というのが「5度以内」なんですね。
だから、開始から8時間以内、太陽と月の角度差が5度以内の時間帯が
おすすめ時間帯になるわけです。

 ※新月タイム開始の前に書いては駄目?

  「0~5度差で隣り合っているのがいいのなら、
  新月タイム開始『前』の8時間に書いてもいいの?」
  
これはですね、悪くはないと当番は個人的に思うんですが、
考案者のスピラーさんは薦めていません。
  
なぜなら、新月タイム開始「前」というのは、
その前の「新月-満月-新月」というサイクルの終わりの段階だと
スピラーさんは考えているから。
  
お願い事は「種まき」だから、新しい「新月-満月-新月」サイクルの
スタートに合わせてはじまりのエネルギーの中で書くのがふさわしい。
そういう風にジャン・スピラーさんは考えているわけです。

なお、考案者であるジャン・スピラーさんによれば
「フライングして数分前に書いてしまうよりも、
新月開始から丸一日経って書いたものの方が格段に効果が高い」
…のだそうですよ。


●願い事の書き方

1.願い事は、一度に2件以上、10件以内。
 
たったひとつ願うよりは、複数願った方が、
なぜか叶う率が高いみたいです。
「10件も思いつくかな」と思っても、書き出してみると
案外沢山出てきてすぐ埋まります。
  
「10件じゃ足りない!」というあなた、新月は毎月来ますので
落ち着いていちばん叶えたい願い事から、あるいはその新月で
叶いやすいジャンルの願いごとから順番に書いていきましょう。

また、人には誰でも一年に一度、「最大パワー周期」と呼ばれるものが
巡ってきます。この時期は始まる時期も長さも人によって違うのですが、
毎年同じ時期に巡ってきて大体3~5週間続きます。

この時期には、普段の新月と違っていつでも願い事をすることができ、
しかも最大40件まで願えます。大変お得な期間ですね。

この「最大パワー周期」については、また改めて説明します。


2.書きあがったら、日付を記入して完成。

そのまましまいこんで、もう読み返さなくてもOKだし、
もしもそうしたいなら毎日読み返しても構いません。
人によっては、毎日声に出して読んでいる人もいるし、
専用ノートを作っている人もいます。

星見当番は?
占いのデータを書いたり、スクラップを貼ったりする雑記帖に
毎月書き込んでいます。  たま~に、見てます(笑)。
特に、新しいリストを作る時に、前回のを見ることが多いですね。

「ああ、これが叶った」なんて言って、その項目に線を引いて
消してるときが幸せです(^^)。

 

3.願い事をあれもこれもまとめすぎない。

「お酒とタバコがやめられますように」と複数の願いを
一文にまとめるのではなく、願いごとを切り分けて単純にしましょう。
「お酒をやめられますように」でカウント・ワン、
「タバコをやめられますように」でカウント・ツーです。

簡潔に、箇条書きにすることが基本です。


4.「絞込み&多角化」を活用する。

より上手に願い事をするには、2、3件程度の「より叶えたい願い」に
テーマを絞って、それぞれを多面的に見たお願い文を作ることを
お薦めします。

たとえば、「ダイエット」「貯金」「成績アップ」の
みっつのジャンルに絞るなら…

・自分に合ったダイエット(貯金・勉強)法が見つかるように願う。
・目標達成まで頑張れるように仲間やサポートが欲しいと願う。
・ダイエット(貯蓄・勉強)をサボりたくなる気持ちがなくなるよう願う。

このように、ひとつのテーマにつき三方向くらいから
アプローチするのです。それぞれのテーマの成就を願うと共に
「意欲アップ」「障害物の除去」「助けや協力を得る」
などを加えるといいでしょう。


5.運命の展開を信じて、任せる

新月のお願いをするとき、力んでお願いをしてはいけません。
「絶対これを叶えるぞ!」という気持ちは置いておいて、
ただ芽が出ることを信じて心と宇宙に種まきをするだけでいいんです。

お花の種をまく時「絶対、芽を出させるぞ!」って思わないですよね?
…いや、思う人もいるかもしれないけど(笑)。
でも、思ったからって芽が出るかどうかはその種の力と環境次第。

「絶対~するぞ!」とりきむことは、いずれ花咲く願いごとの種を
ぎゅっと手のひらに握ったままにすることと同じです。
願いごとを叶えるには、いったんその願いを手放すことが
必要です。

握った手をひらいても、願いごとが消えることはありません。

「今は新月で、種をまいたら新月パワーが後押しをしてくれる」
それを信じて、リラックス。願いの種をまきましょう。

6.「自然に」「楽に」という言葉の力を借りる

叶えたいけど苦しい道が待ってるという願い事って、ありますよね。
星見当番の場合、ダイエットなんかがそうです。
こういう「我慢が必要な分野の願いごと」には
「自然に」「楽に」という言葉のパワーを借ります。

「やりとげるガッツを下さい」っていう願いも、
勇ましくて素敵ですが、「障害からは、自然と遠ざかれますように」
「甘いものを、楽に我慢できるようになれますように」
というような願いを加えるともっと効果的です。

…なぜか?

「がんばるぞ!」「負けないぞ!」って言うのは「太陽的なお願いの仕方」。
太陽が司るのは「主体的な、意志の力」なんです。

一方、月が司るのは「がんばらなくても、自然にできること」。
新月は、太陽と月が重なるので、この2つの力がミックスします。
  
「今まで、がんばらなきゃできないと思ってたこと(太陽)」は、
自然にできるレベル(月)に降りてくる。

「今までぼんやりと感じていた予感(月)」は
「よし、いっちょこれを目標にしてやろう」というレベル(太陽)に上がる。

「苦労は半分、勇気は二倍」
新月は、願い事の実現をそうやってサポートしてくれるのです。

これが、新月に願いをかけるときの基本姿勢です。
この他に、かけてはいけない願いごと、
かなわないジャンルの願いごとなどもあります。
次のページではそれを説明していきましょう。



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